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【 TTPツアーズ 】@ライフパートナータケバヤシ様が開催されました!

2月9日(金)

三重県津市にて『 第78回TTPツアーズ 』が開催されました。

 

 

TTPツアーズとは、現実・現場・現物を実際に見て、体験していただく事で

感性を磨き、社内改善のきっかけを作っていただく為の、『 体験型勉強会 』です。

100年塾塾生の企業内部を見学することができるため

他社の改善方法を参考にしながら、自社の、もしくは自部門の、あるいは自分の

さらには自宅の改善活動を、進めることができます。

 

『 体験型勉強会 』 ということで、参加された方は会社に戻ったら最低1個はパクる決まりがあります。

視察しながら、「どうやって改善したんですか?」「うちではここを改善できるのでは?」

と自主的に考えることができます。

 

社長と社員の方が一緒に参加できるイベントのため、時と場所を共有する場として、最も効果的です。

「 環境整備ってなに? 」 という方は、下記のURLに詳細の説明があります。ぜひご覧ください。

環境整備とは→ https://will-way.net/kankyoseibi/

 

今回の開催企業様は、(有)ライフパートナータケバヤシ様です。

(有)ライフパートナータケバヤシ様は、浄化槽事業と飲食事業を展開され

「様々な暮らしのお困りごと」の解決に注力されております。

2つの業界を視察させていただきました。

事業規模が大きいのではと思われるかもしれませんが、社員数8名で仕事を回されています。

浄化槽事業担当だった社員が昨年から飲食事業も牽引する働きぶりです。

全社員がトリプルキャストを出来る体制が整っているのは

環境整備を通して、誰でもできるように仕組み化したからです。

もともと環境整備をされていましたが、業務の見直しのためにも開催を決意されました。

 

 

 

TTPツアーズリーダーは、社長と10年以上共にいる幹部社員が選ばれました。

最初は環境整備に対して、少し億劫だと感じていたらしいですが

4年前の環境整備カスタマイズの講義を聞き、なぜ環境整備が大切なのかを理解されたようで

持ち前の業務スピードを生かし、改善に取り組まれています。

 

今回の改善において、とても大変だったことは時間の抽出です。

店舗に関しては、アルバイトを巻き込んだり

お客様の来ない時間を狙って改善を進めたり、事務所から応援要請をしてくださいました。

当日の視察は、アルバイトの方も質疑応答に対応されて、自信に満ち溢れた表情でした。

 

 

事務所に関しては、どうしたら誰でもできるように仕組み化できるかを常に考えられてました。

誰でもというのは、今日入社してきた新人や中学生でもできるレベルにすることです。

当たり前のように日頃から業務をしてきた社員の方達は、そこに気づくために社内全体で話し合うことが必要です。

そのために、休憩時間を使って何度も話し合われました。

ある社員はホームセンターに材木を買いに行き、サイズを測ってピッタリとあうスノコを手作りされていました。

全員で話し合い、相互に納得したからこそ火がついたのだと思います。

浄化槽の点検や修繕作業の見える化。

その契約を社員2人で回せるために最小限物を減らしています。

 

 

そして今回の見どころは、三定管理と在庫管理です。

「ペン立てに入れたペンが寄りかからない」という改善が有名です。

開催日当日は定員を超えた約23名様が全国から参加されました。

日頃から様々なお客様の要望を聞いたりお客様の特徴を掴むため

スタッフ全員が気づきの感性がとても高く、その感性を生かした改善が多く見られました。

また、日頃のコミュニケーション能力を活かし、視察時には参加者から質問への対応がとてもスムーズでした。

ではここでかなり反響のあった改善2つをピックアップし、簡単に説明させていただきます。

写真を大きく載せられないため、詳しく知りたいという方は、ぜひTTPツアーズにご参加ください。

 

ではここでかなり反響のあった改善2つをピックアップし、簡単に説明させていただきます。

写真を大きく載せられないため、詳しく知りたいという方は、ぜひTTPツアーズにご参加ください。

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No.1 『 在庫管理表の設置 』

以前は、一度の納品個数が多く、並べて置くこともできないため棚卸しのたびに全て出して数えていました。

改善後は、納品数に合わせて在庫管理表を作成し

持ち出す際にしるしを付けることで、在庫数がわかるようになりました。

また在庫表に発注ラインを記載したことで、発注ミスの削減ができました。

 

 

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No.2 『 倉庫ブロワー置き場 』

なんとゴミ箱270個以上を廃棄されたそうです。

基本的に倉庫にはお客様からお預かりした物や、もう処分しないといけない物が置いてあります。

改善前は、ルールが決まっていないため部材待ち、修理済、代替用、廃棄のどれなのかが判断できませんでした。

改善後は、廃棄品はすべて処分し、状態ごとに置き場を決めました。

代替用は、置き場を分けて台数が一目でわかるようになりました。

その他にも簡単に移動するためにスノコを引いたりなど改善されました。

 

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これらの改善を見た社長も感動されていました。

ちなみに、ライフパートナータケバヤシ様はトータル改善15箇所以上

年間523時間(約23日)削減という結果となりました。

実際にかかる時間を算出してもらっているので、間違いはありません。

生産性を確実にアップさせたリーダーからは

「挨拶の時に、社長を泣かせることができて良かったです!」 とご挨拶いただきました。

大成功おめでとうございました!次回は2024年4月に埼玉県にて開催されます。

ぜひお越しください。

詳細は、塾長のメルマガ『経営のカンドコロ』をチェックしてみてください。

 

 

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