【 TTPツアーズ 】＠ZEN様が開催されました！

10月3日(火)

福岡県久留米市にて『　第76回TTPツアーズ　』が開催されました。

TTPツアーズとは、現実・現場・現物を実際に見て、体験していただく事で

感性を磨き、社内改善のきっかけを作っていただく為の、『 体験型勉強会 』です。

100年塾塾生の企業内部を見学することができるため

他社の改善方法を参考にしながら、自社の、もしくは自部門の、あるいは自分の

さらには自宅の改善活動を、進めることができます。

『 体験型勉強会 』　ということで、参加された方は会社に戻ったら最低1個はパクる決まりがあります。

視察しながら、「どうやって改善したんですか？」　「うちではここを改善できるのでは？」　と自主的に考えることができます。

社長と社員の方が一緒に参加できるイベントのため、時と場所を共有する場として、最も効果的です。

「　環境整備ってなに？　」　という方は、下記のURLに詳細の説明があります。ぜひご覧ください。

環境整備とは→ https://will-way.net/kankyoseibi/

今回の開催企業様は、株式会社ZEN様です。

ZEN様は、久留米を中心に飲食業／IT事業／不動産賃貸事業を営まれています。

1997年に古川社長が創業され、IT事業からスタート。

その後、2008年に飲食事業部を発足し、久留米ラーメン清陽軒をオープンされました。

清陽軒は昭和27年創業ですが、味を守るためZEN様が引き継がれ、現在では6店舗展開されています。

創業当初からの根強いファンの皆様に支えられている久留米ラーメン清陽軒。

味を守るために、定期的なチェックやセントラルキッチン内の設備投資は欠かせません。

しかし口コミを見てみると、味の評価も高い上に、従業員の対応が素晴らしいというコメントばかりです。

清陽軒が目指すおもてなしの心は、ラーメンを通じてお客様に「快適な空間」をご提供すること。

これを古川社長が先陣をきって、特に社員教育に力を入れております。

そのために環境整備も徹底されており

時間とコストをかけて社員教育を受けてきた社員様が良い意味で「飲食店ぽくない」ところもさらに魅力です。

リーダーは通常業務もある社員さんが選出されました。

リーダーは全体の指揮をとったり、段取りや根回しはもちろん当日の挨拶も含めて

一番成長できる機会です。そのため最後は感涙してしまう方がほとんどです。

そして今回の見どころは、一生に一度、見れるかわからないセントラルキッチンです。

開催日当日は定員を超えた約35名様が大阪府や東京都からご参加されました。

そんな過去最大人数の中、社員一丸となって閉店後も作業していただいたそうです。

ではここでかなり反響のあった改善2つをピックアップし、簡単に説明させていただきます。

写真を大きく載せられないため、詳しく知りたいという方は、ぜひTTPツアーズにご参加ください。

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No.1 『　在庫状況の見える化　』

改善前はルールは決められていたものの見える化されてなかったり

ボールペンや電卓を取りに行く時間がかかっていました。

改善後は、筆記用具を壁に取り付けたり

ルールを明確化にすることで、スタッフ1人1人に説明する手間も省けました。

確認するための動線も考えられています。

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No.2　『　店舗でお客様第一を考えた改善　』

改善前は”提供スピードの速さ”にこだわりたいのに

お客様に呼ばれたり、水の交換に行ったりと厨房との行き来が多く

スタッフも提供が1番にできないというジレンマを抱えていました。

改善後は自動精算機を導入して、レジにスタッフが立つ回数を減らしたり

スタッフが厨房と店頭を行き来する回数を減らすことが出来ました。

写真では見えませんが、厨房の中も定位置管理と情報の環境整備をされています。

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これらの改善を見た社長も感動されていました。

ちなみに、ZEN様はトータル改善15箇所以上、年間6,848時間（約285日）削減という結果となりました。

実際にかかる時間を算出してもらっているので、間違いはありません。

これは過去一の削減時間量になります。

生産性を確実にアップさせたリーダーからは

「私が出来ないところを、上司や皆んなが本気で手伝ってくれて感謝しかないです。」　と

涙目で挨拶いただきました。　大成功おめでとうございました！

通常業務やイベントが控えているなか、スタッフの皆様誠にありがとうございました！

ZEN様の今後をサポートできるよう、私たちも日々精進してまいります。

次回は長野県の美容室様で、12月開催です。

詳細は、塾長のメルマガ『経営のカンドコロ』をチェックしてみてください。